引き出しの中


探し物で書棚の下の引き出しを開けた。古いファイルを持ち上げると干からびて縮まった一頭のクモがいた。と思った途端、そのクモは脚を伸ばして動き始めたではないか。徘徊を始めると結構大きなクモだ。アシダカグモにしては小さいし、何だろう?
ということで、薬用カプセルの入っていたプラケースにヤツを捕獲。消毒用アルコールを入れて標本になってもらった。申し訳ない。図鑑でコアシダカグモと同定。そのまま記念撮影。小型のクリプトン球でケースの左横から照明し、ケースの口から真下にレンズを向けて接写モードで撮影した。 ケースの壁面が写り込んであんまヨロシクないけど、なかなかのクモ接写台になるではないの。今回は手持ちの開放絞りだったが、次の機会があれば三脚固定でもっと絞り込んで撮影しよう。
ということで、この手の嫌いな方には申し訳ないが、コアシダカグモの標本写真をどうぞ。クモの造形の美しさに気づけば、ほら、あなたもスパイダーマン。私の友人には蜘蛛男がたくさんいるのです。その代表選手、自らクモ山人と名乗る男のコアなサイト

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