ボンネットトラック


少し前から、出石川の堤防にこのトラックが置いてある。いや、捨ててあるが正しいかもしれない。後に散水タンクを積み、その外装に書かれた会社名は市内の大手植木屋。
まあ、このトラックの運命はともかく、そのレトロな風貌に思わずシャッターを切った気持ちは、同年代の方にはおわかりいただけよう。私には特にボンネットバスに対する思い出が強く残っている。まあそんな古い話はまたの機会に譲るとして、「頑張って走るマシン」という自己主張がイイではないの。左に見えている河川敷は深い泥に覆われたまま。かつてこの場所にケアシノスリが暮らした夢の跡も、今は想像することもできない。
E5000にワイコンかまして19mm相当で撮影。雨の水滴がついてしまった。

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