60mm絞り


生搾りでも、一番搾りでもなく、これは60ミリ絞りである。
愛用のスコープ、コーワプロミナーTSN−824Mはシリーズ最高の対物レンズ径82ミリを誇る。文句なしに明るい。フローライトレンズを使っているので色収差も極小に抑えてある。
このスコープでデジスコしているわけだが、ピントあわせが非常にシビア。つまり被写界深度が極端に浅い。これは大口径スコープの宿命でもある。まあ、もともとが肉眼でよく見るための道具なので、薄いピントでもその近辺で明るく見えておれば文句はない。これが撮影のための望遠レンズとなるとやっかいなのだ。相手は翼の生えた生き物、すばやく構図をとりピントを合わせシャッターを切るという連続シーケンスが求められる。
話が長くなったが、ようするにせっかくの82ミリ大口径対物レンズに後付けの絞りを付けて60ミリ径のスコープとして使おうというのだ。デジスコブームで元気のよいコーワが限定純正オプションとして作った。口径を絞ることで被写界深度が(多少)深くなるのである。

これがテスト写真。右がオリジナルの82ミリ、左が60mm絞りをかましたものである。
どこが違うの?って? 言うじゃな〜い…
気分の問題ですからぁ 残念!
(いや、最近ようやくこの芸人のことを知って、ちょっとうれしがっているのです)
まあ、確かに、ちょっぴりクッキリって感じは確かだ。でも、縮小してシャープネスかけたら、大差ないような気もする…  まあ、気分ですから
メーカーの解説ページはここにあります。


 

そういや対物66mm径のTSN−664も持っているのでした。
なにを隠そう、このスコープはコーワさんが主催した第一回デジスコ写真コンテストの優勝賞品として頂いたものだ。 なぜかこのコンテストは第二回目以降が続かないけど、一回目で賞品を奮発しすぎた?

ちなみに、そのときの作品がこれ。TSN−824MにCoolpix880を付けて撮った。距離は15mほど。奇跡ともいえる出会いだった。また会いたいなあ>ケアシノスリ

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3 throughts on "60mm絞り"

  1. ちなみに1個4,200円。厚紙をドーナッツ状に切って対物レンズの前に貼ればしまいなのだが、まあ、グッズオタクとしてはそれでは許せないわけで。よい道具は、結局身を助けるのです。

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  2. KingFisher氏
    チェック協力感謝。
    設定をいぢってみましたので再度トラックバックを送ってみてくだされ

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