ギンバイソウの自生地のひとつをチェック。昨年は急斜面に沿って多くの株数の開花を確認したが、今年は斜面全域がシカ食害で壊滅的になっていた。ギンバイソウに限らず、あたり一面の植物が茎の先端から食いちぎられていた。かろうじて残…続きを読む
梅雨明けの山の花

兵庫県北部但馬地方には、山と川と海に守られた静かな暮らしがあります。 同じ山を歩き、同じ川を下り、同じあぜ道を歩き、その時々に感じたふるさとの風景を書きとめておきたいと思っています。 タジマニアとは、私が勝手に想像した架空の国の名前です。但馬という土地に拘りながら、自分自身の胸の中のサンクチュアリを、いつまでも大切にしたいと思います。
ギンバイソウの自生地のひとつをチェック。昨年は急斜面に沿って多くの株数の開花を確認したが、今年は斜面全域がシカ食害で壊滅的になっていた。ギンバイソウに限らず、あたり一面の植物が茎の先端から食いちぎられていた。かろうじて残…続きを読む
7月17日、近畿地方でも梅雨明けが宣言された。その朝、夏空の下で玄関先のユリが大きく開花した。 隣町の海岸では、フウランが見頃に咲いていた。 林縁のあちこちでノギランが目につく。 いよいよ夏が始まった。 2021.7.1…続きを読む
海岸のユウスゲがあちこちで見ごろである。午前中までの雨が上がった夕方、香美町の自生地を訪ねた。 華やかなユウスゲの陰で、ひっそりとスズサイコが花を開いている。 2021.7.12 D7500+90mmMACRO, 10m…続きを読む
箱石海岸のユウスゲがぼちぼち咲き出した。蕾の株がほとんどだが、これから日毎に開花してゆくだろう。オオマツヨイグサ、コオニユリもあちこちこちで目についた。 2021.6.28 D7500+VR300mmF2.8, 10mm…続きを読む
気になっていたポイントでようやくトキソウの群生に出会うことができた。地元の里山湿地は風前の灯火状態だが、ここのトキソウはいつまでもたくさん咲いていてほしいものである。 2021.6.20 D7500+90mmMACRO …続きを読む
今期2回目のヤイロチョウとの遭遇。生息域に入ると声は聞こえるが、なかなか姿を見ることはかなわない。今回はよいタイミングで出会うことができた。6月も中旬を過ぎ、ヤイロチョウは抱卵の真っ最中だろうと想像する。 今回の個体は、…続きを読む
梅雨らしくない青空が広がった朝、いつもの林道を走ってみる。鳥たちは子育ての真っ最中で、囀りもあまり聞こえない。キビタキ、オオルリ、クロツグミが時々鳴くくらいで、一人の林道走行は寂しさだけが募る。アカゲラの仔が木を登って行…続きを読む
咲き始めか、咲き終わりか、よくわからない咲き方で、1株のトキソウを保護湿地で観察した。今年もかろうじて、本種は生き延びていることが確認できた。 モウセンゴケはあちこちで健在。 ハッチョウトンボも出始めている。 2021….続きを読む
ショウキランのポイント、前回観察の株の多くは、花は終わりがけ。新しい株が開花間近。 ブナ林床のギンリョウソウは花ざかり。 林道沿いのササユリも花を開いた。 高所湿原ではカキツバタが咲き始めていた。 下山時に3株のサイハイ…続きを読む
サイハイランが咲いた。昨年はあちこちでたくさんのサイハイランを観察できたが、今年はどうなのだろう。今回は一株だけの確認だった。ローアングルの撮影から立ち上がると、サイハイランの横をマムシが通り過ぎた。危ない危ない。 遊歩…続きを読む