毎年のことであるが、丹波市青垣町に自生するセツブンソウの観察から、花の季節がはじまる。冬の気候の具合で開花の時期が前後するが、その名のとおり、2月の節分のころに花を咲かせる。セツブンソウが咲くと早春の花が順番に開き、鳥中…続きを読む
花はじめ

兵庫県北部但馬地方には、山と川と海に守られた静かな暮らしがあります。 同じ山を歩き、同じ川を下り、同じあぜ道を歩き、その時々に感じたふるさとの風景を書きとめておきたいと思っています。 タジマニアとは、私が勝手に想像した架空の国の名前です。但馬という土地に拘りながら、自分自身の胸の中のサンクチュアリを、いつまでも大切にしたいと思います。
毎年のことであるが、丹波市青垣町に自生するセツブンソウの観察から、花の季節がはじまる。冬の気候の具合で開花の時期が前後するが、その名のとおり、2月の節分のころに花を咲かせる。セツブンソウが咲くと早春の花が順番に開き、鳥中…続きを読む
開花時期にはタイミングを逃し、どうしても見つけられなかったクロヤツシロラン。種をつけるこの時期は、長い柄を伸ばすので簡単に見つけることができる。いつもの散策道沿いの数ヶ所で、クロヤツシロランの特徴的な種を確認した。この場…続きを読む
大雪による登山路の崩落で春から通行止めになっていた渓谷。仮の補修工事が終わって通行止めが解除された。毎年、この渓谷沿いのキッコウハグマを観察して、花のシーズンを締めくくるのが習わしとなっていたから、ギリギリ間に合ってよか…続きを読む
前回とは別の山域に、秋の花を訪ねた。アケボノソウ、ウメバチソウ、センブリ、リンドウなど、期待していた秋の花々に出会うことができた。 2022.10.6 D7500+90mmMACRO 3+
秋の花を訪ねて、高原を歩いてみた。以下、レンズを向けた秋の花たち。 2022.10.3 D7500+90mmMACRO 2+
盆地内の田んぼで、秋渡りのノビタキをぼちぼち見かけるようになった。10月に入れば、あちこちでノビタキの姿を観察できるようになる。 林道を走れば、湿地にダイモンジソウが咲き始めていた。ツリフネソウの花期はもう終わり。 ダイ…続きを読む
トウテイランを見に丹後の海岸まで。波が高く、渡りのシギチの姿も無い。 ウンランも盛りは過ぎたようだが、トウテイランと一緒に見られる場所もあった。 沿岸の水田でノビタキを1羽見かけたが、すぐに見失った。雨水の溜まった刈田で…続きを読む
高原湿地にアケボノソウを訪ねた。標高の低い自生地では開花は未だのようであるが、高標高の湿地ではすでに開花が始まっていた。3株の開花を確認。蜜腺には小さな虫がへばりついていた。 ウメバチソウはぼちぼち開花が始まっているが、…続きを読む
高潮が続く海は、日本海を通過して行った台風の影響で波も高い。砂浜でメダイチドリの6羽ほどの群れを見たあとは植物観察。 2022.9.7 D7500+VR300mmF4.0 3+
高原のススキ野に、ナンバンギセルを訪ねた。ススキを少しかき分けると、見頃のナンバンギセルの群生が顔を出した。 2022.9.7 D7500+90mmMACRO, 10mmFE 2+