豊岡市街地にアライグマ


市内宮島地区に住むコウノトリ市民研究所主任研究員のY君から、アライグマの轢死体確認の連絡があった。届いた証拠写真がこれである。場所はドライブスルーマクドの南北通りを北に少し進んだところ。郊外と市街地の境界あたりである。
宮島地区に隣接する一日市地区でアライグマが目撃されているという情報は少し前から入っていた。今回の死体確認で生息が確実なものとなった。
Y君が死体を確認したのが8月19日の夕刻。写真は24時間後に撮影されたもので、すでに体内はガスで膨満しており、目玉は虫に食われていた。
いまやイノシシ、シカの定着。外来種ではヌートリアに次いでアライグマ、ハクビシンもいよいよ当地に侵入してきた。今後の農作物被害拡大は避けて通れない。
2010/8/20 豊岡市宮島


(続き)
兵庫県森林動物研究センターの「兵庫県におけるアライグマの現状」に、県内のアライグマの状況が示されている。
http://www.wmi-hyogo.jp/F1.php?M=B7-2&F=F1
はやくからアライグマの野生化が問題となっている県東南部の農作物被害が目立つ。但馬ではこれから問題が顕在化してくるのだろう。

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3 throughts on "豊岡市街地にアライグマ"

  1. お盆に親戚と話をする機会がありました。
    床下で異臭がして、見るとハクビシンが巣を作り、排泄物が山盛りになっていたとか。
    畑で作業していたら鼻筋に白い模様がある動物と目が合って、多分ハクビシンだと言っていましたので、豊岡市と旧出石町の境目にはやはりもうハクビシンがやってきているのかもしれません。
    私の住んでいるところでは、あれ以来ハクビシンの情報は有りません。

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  2. yumiさん
    ハクビシンは豊岡市でもちょくちょく目撃や(死体を含めた)捕獲が行なわれていて、生息は確実なものとなっています。アライグマ、ハクビシンといった、今まではヨソ\事だった外来種の侵入が現実問題として起こっています。

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