納涼滝めぐり 十戸の滝・吉滝

あまりに暑いので、午後から夫婦で涼みに出かけた。神鍋方面に車を走らせ、いつも通り過ぎるだけの十戸の滝を見てみることに。

個人所有に付、用の無いやつは渡るなと目立たない看板が有ったが、従う観光客はいない様子だった。グラグラして不安定な鉄の橋で稲葉川を渡ると、そこはかつて茶店や遊園地で賑わった広場になっていた。野外ステージなんてのもあった。

広場から滝に向かう遊歩道。石灯篭に導かれて下ると、溶岩がえぐれて洞窟状になったところに祠がまつってある。横に水子供養の地蔵が何体か立っている。

上から飛び込めば気持ちよさそうな落ち込みが十戸の滝。遊漁場になって管理されているので、そんな川ガキはここにはいない。

駐車場に戻って左岸から溶岩の河原におりる。「雌滝」と看板があった滑滝が、溶岩流にそって流れている。

次に向かったのが小代の吉滝。我が子が小さい頃に訪れて以来、ずいぶん久しぶりの再訪となった。駐車場には沢山の車が入っていて、この滝の人気ぶりがうかがえる。車止めから遊歩道を5分ほど下れば吉滝の前に出る。

縦位置で、手持ちスローシャッターで水の流れを出してみる。吉滝は、「裏見の滝」とも言われるとおり、滝の裏に回りこむことが出来る。崖下には神社が祀ってある。

反対側から縦位置で。飛沫があたりの空気を冷やし、特に、今日のような蒸し暑い日には、実に気持ちのよい納涼ポイントである。

両脇には小滝が落ちていて、ヒシャクで汲んで喉を潤す。

正面から見た吉滝の様子だが、かなりショボい。この滝は裏見こそが身上である。

説明看板。

おりがけに、「日本の棚田百選 うへ山の棚田」と看板のある棚田で記念撮影。四角くない田んぼの景色って、やわらかい。

蘇武トンネルを越え、神鍋の栗栖野のヒマワリ田を見てから帰る。途中の国道沿いで買ったピザで、ビアをプシュ! 初めて試してみたけど、なかなか生地の美味しいピザだった。
今日から8月。ミンミンゼミが一斉に鳴き出して、夏もこれから後半。
2010/8/1 D90+SIGMA10mmFE

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