マガンとヒシクイ

11月25日朝

盆地の西にそびえる蘇武岳1074mの山頂が初めて冠雪した。尾根続きの三川山888m山頂も白くなっているのが、地上から肉眼でもよく分かった。

亜種オオヒシクイ成鳥とマガン成鳥
右にマガンと亜種オオヒシクイのいずれも幼鳥
このマガン成鳥はカリガネっぽい顔つき
オオヒシクイはマガンより一回り以上大きい
飛んだ時の後ろ姿は見分けがつかない
前2羽がヒシクイで後4羽がマガン

翌朝の通勤途中に立ち寄った六方田んぼで、マガン4羽と亜種オオヒシクイ2羽の混群と出会った。マガンは成鳥2羽と幼鳥2羽で、成鳥の1羽はカリガネのように額の白が頭までつながっていて、ぱっと見でカリガネと間違えそうな感じ。実際、カリガネの血が混じったマガンなのかもしれない。車を動かすと警戒されて飛び立ち、円山川堤外に消えた。

畦道から幹線に戻る途中でタゲリの群れが降りてきた。30羽ほどいただろう。いよいよ冬が近づき、北からたくさんの渡り鳥がやってくる季節になった。

マガンとヒシクイの採餌場所
亜種オオヒシクイの成鳥(左)、幼鳥(右)
ヒシクイは常に周囲を警戒
6羽がフレームに入った
亜種オオヒシクイ幼鳥の羽ばたき

翌朝、同じ時刻に同じ場所でこの混群に再会。みぞれ一歩手前の冷たい雨が降る中、採餌を続けていた。群れの見張り役はもっぱらヒシクイ成鳥の役目。ここのところ、複数個所でマガンやヒシクイの群れを連続して観察している。このまま越冬するグループも出てくるかもしれない。あとはコハクチョウの到着が待ち遠しい。

2021.11.25-27 D7500+VR300mmF2.8, DX35mmF1.8

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