「ハチだけの仕事」を訪ねる


瓶のラベルに書いてある住所を頼りに、一度行ってみたかった「ハチだけの仕事」の製造元を訪ねた。大屋町蔵垣地区。集落の家々の多くが、かつて養蚕農家であったことを思わせる佇まい。「ハチだけの仕事」の上垣敏明さんのお宅も例に漏れない。

ご主人は作業で山に入っておられ、奥様に応対して頂いた。「ハチだけの仕事」のブランドイメージが広まりつつあり、最近はいろんなところから取引の声が掛かるようになったとのこと。

「ハチだけの仕事」に込めた思いが綴られている。混ぜ物一切無しの純粋ハチミツ。食の安全性が取り沙汰される今日、上垣さんのハチミツには偽りがない。そのことは、今回お宅にお邪魔させてもらったことでさらに強い確信へと変わった。

軒先には使い終わった巣箱が山積みしてある。説明書きによれば、水洗いした巣箱はバーナーであぶって滅菌処理をするとのこと。その通り、木箱の表面は炎の焦げで黒ずんでいた。

上垣さんは特別な鶏卵も売っておられ、ハチミツと一緒に買い求めた。夕食は、さっそく卵かけご飯。黄身の色が、普通の卵は橙色系の黄色なのに対し、上垣さんの卵はレモンイエロー。久しぶりに美味しい卵かけご飯を戴いた。
「ハチだけの仕事」はハチミツとしては値段が高い。ハチミツにそんなお金は出せないと思う人は買わなくてよい。でも、安全で純粋な、そして何よりとびっきり美味しいハチミツを食べたいのなら、迷うことなくどうぞ。
ネット検索すると商品を扱う通販サイトもヒットする。アクセスのよさで言えば、八鹿町高柳R9号沿い道の駅「但馬蔵」の物産コーナーに置いてある。私のお薦めは「タラとハゼ」ブレンド。少しの酸味が爽やかな口当たり。甘さに刺激がなくまろやか。とっても美味しいです。
2008/9/23 GX100

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2 throughts on "「ハチだけの仕事」を訪ねる"

  1. こんばんは(^^)/
    今日、大屋から横行を経由して大段ヶ平まで行きました。
    このブログを拝見していたなら、この「ハチだけの仕事」さんにも寄れたのですが、ああ残念!
    こういう色の卵にはなかなか出会えませんね。
    丹波でもパプリカの入った餌を食べている鶏の卵が多いです。
    次回、ここを通った時はぜひ寄ってみます。

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  2. たぬきさん、お久しぶり。
    23日は、実は大段ヶ平から氷ノ山に登ろうかなとチラっと思っておりましたが、結局大屋のここ止まりでした。
    幹線からすぐのところです。次回、機会があればぜひどうぞ。ハチミツは結構\いろんなところで見かけるようになりましたが、卵はなかなかでしょう。
    明日から恒例の木彫フォークアート展が開催です。これも楽しいですよ。
    http://club.kobe-np.co.jp/mint/article/odekake/chotto_odekake2008092407.html

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