ミヤマガラスの大きな群れが南に飛び去ったあと、Y氏と夕陽の河谷湛水田に向かった。コハクチョウは2羽から3羽に増えていた。3羽並びで夕陽の中に入ってくるのを期待するが、そうそううまくは動いてはくれない。
と、そこに年配の男性が現れた。いつも農道を走らせて頂いているので、いつかお会いしてご挨拶しないといけないと思っていた岡治さんだった。この湛水田の面倒を見ておられる人でもあり、六方田んぼの言わば重鎮でもある。こまめに六方田んぼの様子を六方たんぼのコウノトリ便りに綴っておられる。
岡さんたちが実践しておられるコウノトリ育む農法は、コウノトリだけでなく、六方田んぼで暮らす野鳥たちもとても喜んでいることを、野鳥になりかわってお伝えしておきたい。
撮影:D2X+VR18-200
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高橋さん こんばんは。
今日はお会いできて良かったです。
12月2日の観察会でまたお目にかかります。
”コウノトリ育む農法”早速ググってみましたが、こういう素晴らしいプロジェクトを実現されてる方々がいらっしゃるのですね。
ひとつ勉強になりました。
柳生博さんにお会いした時、両手を広げて「すばらしいのです!」と。
そこに至るまでの道のりを、多くの個人の力の輪が支え、団体を動かし、
野生動物が喜び、納得させて成し得た事なのでしょうね。
本当にご苦労様です。これからも、この事が普通のこととなる様な
考えが波及してが欲しいですね。
岡さんの地区と柳生さんの交流も深いものがあります。今年の3月だったか、gakuさんも一緒もこの地区を回られたと思います。
はたからいろいろいうのは簡単ですが、ほかの生き物のためを思って農業を実践するのは並大抵のことではありません。コウノトリという大きなシンボルに支えられながら、こういった動きが広がりつつあります。