神鍋からR482を蘇武トンネルに向かう途中、「おいしい豆腐あります」の看板が目についた。今まで気づかなかったけど、いつから出ていたのだろう。豆腐好きの私には気になる看板だったので、案内に従って道を逸れてみた。民家の棟続きに小さなお店があった。「蘇武の里」という看板が掛かっていた。絹ごしを一丁買って帰って味見をした。実においしい、ふくよかな味の豆腐だった。
一週間経って、またここの豆腐が食べたくなった。豆腐を買いに神鍋まで上るのは少し遠いけど、そこにおいしい豆腐が待っているのだから仕方ない。娘さんが手伝っていて、少しお話した。出来てまだ一ヶ月ほどのお店とのこと。原料の大豆にこだわり、蘇武の地下水に育まれた豆腐は、この道30数年の豆腐職人の手で生み出される。都会からUターンされてこの商売を始められたという。
おいしい水と空気が、おいしい豆腐の最高の隠し味なのだろう。
買って帰ったざる豆腐、たっぷり冷やしてミョウガとショウガを載せて冷奴で頂いた。夏の食卓に最高の一品。ぜひお試しを。
おしゃれなパンフレットにはURLも記してあった。おいしい豆腐の秘密は蘇武の里のホームページでどうぞ。
7月30日から、旬喜処(しゅんきっちん)という名の食事処もオープンするとか。ランチタイムのみの営業で、豆腐バイキングや旬の惣菜を食べさせてくれるそうだ。また今度ぜひ食べに出かけよう。
おいしい豆腐あります-蘇武の里-
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確かに美味しい豆腐でした。盆に帰ったときに2回買いに行きました。ざる豆腐、絹ごし、木綿どれもしっかりとしたものでした。商売として成り立つかどうかは疑問ですが。
八鹿の小田の豆腐が大丸や大丸ピーコックで売られていますが値段は半分程度で味は半分以上です。
みずほさん、コメントありがとうございます。
Googleで「蘇武の里」を検索すると、当Blogがトップにヒットしてしまうのですね。(^^;
たしかにマーケットの豆腐でも、安売りのものではない「ちょっと高め」の冷奴用の豆腐などを購入すれば、まあ遜色のない味を感じることが出来ます。
私がこのお店を気に入ったのは、まずネーミングのよさです。いつも蘇武岳周辺で遊ばせてもらっている身には、蘇武という冠がそそります。あとは蘇武の地下水を使っているところも嬉しい。
一丁250円払っても、この店の豆腐が食べたいと思わせる何かを、失わないで欲しいなあと思っていますがね。お金で買うものは商品価値だけではないと私は思うほうです。
おっしゃるとおり何かが必要でしょう。
私の田舎でのお土産の定番は三江のあご板、日高町江原まいづる屋のそばまんじゅう、最近では道の駅神鍋のほんまもん栃餅。今回豆腐を持ち帰りましたが好評でした。なかなか買いに行けませんが頑張ってください。