このところ、休日のお昼は蕎麦屋ツアーの様相である。妻たじまとの休日デートも楽しみになってきた。子供の手が掛からなくなって、再び二人の時間が戻ってきつつあるということでもある。
今回は但東町の「赤花そば」。名前はずいぶん前から聞いていたけど、今回初めて行ってみた。やはり村興しの施設で、この手の施設では先駆け的な存在だったのではないだろうか。営業は土日祝のみという割り切りも田舎らしい。
メニューは「赤花そば」だけだが、冬季限定で「水そば」なる特別メニューもある。これを食べるには予約が必要。なんでも、打った蕎麦を水にさらすことで旨味が増すらしい。
混雑を避けて2時前にお店に入ったが、さすがに一組の家族が別室にいただけで、大座敷は我々夫婦だけ。客が引けたあとの雑然さ加減がなんとも素人経営っぽいところ。
この蕎麦だけで税込み1050円は高い? 先週の殿さんそばの1050円の充実ぶりとつい比較してしまう。
手打ち蕎麦の味は悪くなかった。少し腰が弱いかも知れないけど、つなぎ無しの100%蕎麦である。おばちゃんがサービスだと言っておにぎりを持ってきてくれた。蕎麦の実が白米と一緒に炊き込んであって、香ばしさと粘りが出て美味しかった。
店の周りのそば畑では、白い花が満開に咲いていた。
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元々、ここでは地元のそば粉を使って自家用のそばを作っていました。
学校で保護者が打って、生徒たちと食べたことがありますが、とても美味しかったです。
この施設は15年ほど前に出来たものですが、最初はそば作り体験しかできませんでした。しばらくして食べることが出来るようになりました。
前の車を買ったとき、エイクンさん一家と食べに行きましたが、それ以来いっていません。
久しぶりに行ってみようかな。
正右衛門