セリバオウレンを見に行く


山野の花をよく見て回っておられるYさんに、セリバオウレンを目的としたガイドトレッキングをお願いした。前日までの雨が上がり、穏やかな早春の午後、おなじ目的で参加したI君も一緒に3人で歩きはじめる。すぐに今春最初のキクザキイチゲの開花を確認。

歩道を少し外れた斜面に案内されると、そこにセリバオウレンの可憐な白い花が群生していた。まるで金平糖のような、パチっと弾けた感じの花。私は初めて見る花だ。

魚眼レンズで環境を入れて。

シュンランも蕾を膨らませている。もう少しで開花するだろう。

ジャノヒゲの群青が美しい。

アツミカンアオイの花。

パステルカラーの青い花が目をひくエンゴサクsp(たぶんキンキエンゴサクだろうとのこと)。

こちらはパープル系。

セリバオウレンの2ヶ所目の群落。

歩道下の斜面に咲いているのを、滝をバックに写し込む。

日当たりのよい斜面の群生。

このコースは様々な滝も一緒に楽しむことができる。

二段滝。前日までの雨で水が濁っている。

3ヶ所目のセリバオウレン群生地、ここの花は葯がピンク色で美しい。

マクロレンズで撮影。

1株だけ、萼片がピンク色のものがあったが、盛りを過ぎていた。

コチャルメルソウも開花。

ハナネコノメも可愛い花を咲かせる。

葯の赤がアクセント。

本日のゴールが八反の滝。いつも豊かな水量を落としている落差24mの美しい滝である。車座になって、I君がサーブしてくれるベトナム土産のインスタントコーヒーで温まりながら、皆さんからシェアされたスイーツを頂いた。駐車場にデポしてあったI君の車でスタート地点まで連れて帰ってもらい解散した。
目的のセリバオウレンはもちろん、トレッキング中に目についた早春の花を次々に教えながら私達を案内してくれたYさんに感謝します。季節が少し進んだら、また同じ道を歩いて新しい花との出会いを楽しみたいと思います。
2019/3/5 D500+90mmMACRO, 10mmFE, 18-400mm

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