180種オーバー


2005/6/19 E5000+TSN-824M
3月から7月までの野鳥写真を整理していて、撮影種が180を超えたことを知った。180種目の鳥がこのマミジロ。山の中でとっても綺麗な声を聞かせてくれた。
数のことは私は普段あまり興味がないのであるが、改めて但馬の野鳥のバリエーションの深さを感じる。もっとも海鳥の多くはお隣りの京都府箱石海岸で撮影したものであるが、私にとっては但馬とか丹後とかのボーダーはあまり意味を持たない。自分自身の活動エリアをTAJIMANIAとかってに称しているわけで、まさにこのフィールドはSanctuaryであることを実感する。
森・川・海の連続性、湿りの生態系、これらの環境条件が生物の多様性を保っている。人間にとっては決して快適とはいえない土地ではあるけど、他の生き物にとっては住みよい場所なのだ。私たちは自分のふるさとを「自然の豊かな」と形容するけど、それは目に見える風景だけのことではない。そこに暮らす多様な生き物がいることを、もっともっと誇りに思ってよい。そのためには、私たちの隣人のことをもう少し深く知ることだ。名前から始めよう。名前を呼ぶことで、彼らとの友情が始まるではないか。

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