丹波市青垣町に自生するセツブンソウを見てきた。初めて観察する花である。薄い縮れ和紙のような白い5裂の萼片の中に、黄色の蜜槽(花弁が退化したもの)とシベが美しく同心円に整列している。直径2cmほどの小さな花をつけるキンポウゲ科の植物。
青垣町の自生地は地元の方々によって保護されており、2月中旬にはお祭りイベントも開催されたようだった。
自生地の群落では、今、花が見頃である。
民有地の墓地の丘陵に咲いており、開花期間中は一般開放されている。環境協力金の募金箱もあるので、可憐な花を見させて頂いたお礼の気持を入れて帰ろう。
2月のこの時期に、いちはやく開花するセツブンソウ。儚げな小さな花が愛おしい。
2017/2/26 青垣町 D500+60mmMACRO, SIGMA10-20
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