














新年明けて早々、盆地内の冬期湛水田にヘラサギが飛来した。私の初認は1月4日だったが、知人は1月2日に同場所で確認している。当地のヘラサギ飛来は、春と秋の渡りの時期に旅鳥として観察されるのが通常である。このたびは、真冬のヘラサギの飛来ということで、私としては初めての観察記録になる。
本個体は風切に黒い斑が残る幼鳥。北から南下してきたのか、南から北上してきたのか、事情は分からないが、ここが気に入ってしばらく留まってくれているようだ。いつまで逗留するのだろう。コウノトリやダイサギの成鳥の近くに付いて回っている様子はいかにも幼鳥らしい。
2025.1.4, 7 D7500+VR300mmF4.0
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