ここは標高100mの小さな人工池。ヨシが進入して人工といいながらも結構自然度は高い。夏にはトンボもたくさん飛ぶ。雪の量は平地にくらべてさすがに多く、30cmほどは積もっているだろう。そんな、まあ山の中といった池に、なんとヌートリアがいた。2頭いたので番いらしい。
当地のヌートリア生息域は爆発的に拡大している。平地から支流を遡り山の中にまで進出してきたのだ。由々しき事態だ。この池のすぐ下を流れる小さな川を車の上から覗き込めば、そこでもヌートリアが悠然と泳いでいた。寝顔はなかなか愛らしいヌートリアではあるが、やっぱりここは君たちの住む場所ではないのだよ。
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