旅のノゴマが円山川のヨシ原に入った。辛抱強く待っていると、ヨシの陰からオスの赤い喉がチラっと見えた。運良く立木の枝に飛び上がったところでシャッターを切ることができた。オスの喉の赤は鮮烈な印象を与えるが、この赤が見えなければ超地味な鳥になってしまう。メスの喉は赤くない。
今回、腹の羽毛に赤い色が混じっている個体に出会った。1週間後、同場所で環境省の鳥類標識調査が行われ、この個体に足輪がつけられたことを、知り合いのバンダーから聞いた。あっという間に、ノゴマは通り過ぎて南を目指す。
2024.10.23-24 D7500+VR300mmF4.0
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