山道をこの手で担ぎ上げた発電機で、7戸の山村に電気がともった。 それから7年後の昭和37年12月26日、雪の強まる宵の口、最後の一家が山を下りた。 その冨山さんの案内で、今日、金山まで歩いた。 アカショウビンが緑の中で鳴…続きを読む
兵庫県北部但馬地方には、山と川と海に守られた静かな暮らしがあります。 同じ山を歩き、同じ川を下り、同じあぜ道を歩き、その時々に感じたふるさとの風景を書きとめておきたいと思っています。 タジマニアとは、私が勝手に想像した架空の国の名前です。但馬という土地に拘りながら、自分自身の胸の中のサンクチュアリを、いつまでも大切にしたいと思います。
山道をこの手で担ぎ上げた発電機で、7戸の山村に電気がともった。 それから7年後の昭和37年12月26日、雪の強まる宵の口、最後の一家が山を下りた。 その冨山さんの案内で、今日、金山まで歩いた。 アカショウビンが緑の中で鳴…続きを読む