前夜から強い風と雨が続いた。春の嵐は午前も続き、満開の桜を揺らした。河谷巣塔ではコウノトリの抱卵が続いている。今年も、里山の見事な桜を背景に、そんな巣ごもりの風景を撮り残す。 海辺に出ると、移動中のジョウビタキが強風に耐…続きを読む
春の嵐の日

兵庫県北部但馬地方には、山と川と海に守られた静かな暮らしがあります。 同じ山を歩き、同じ川を下り、同じあぜ道を歩き、その時々に感じたふるさとの風景を書きとめておきたいと思っています。 タジマニアとは、私が勝手に想像した架空の国の名前です。但馬という土地に拘りながら、自分自身の胸の中のサンクチュアリを、いつまでも大切にしたいと思います。
前夜から強い風と雨が続いた。春の嵐は午前も続き、満開の桜を揺らした。河谷巣塔ではコウノトリの抱卵が続いている。今年も、里山の見事な桜を背景に、そんな巣ごもりの風景を撮り残す。 海辺に出ると、移動中のジョウビタキが強風に耐…続きを読む
仕事帰りの六方川の堤防は、咲き出した桜でピンク色に染まり、夕焼けの光でさらに艶やかさを増す。そんな背景の中に、コハクチョウ2羽、コウノトリ2羽が佇んでいた。 最後のノスリも北に向かうだろう。 2021.3.26 D750…続きを読む
六方田んぼ百合地の湿田に、コチドリが戻ってきた。5羽ほどのグループで行動している。初認は例年より少し早めである。田んぼにコチドリが戻ると、いよいよ春が始まる。 畔にはオオイヌノフグリが満開。百合地巣塔では産卵が続いている…続きを読む
新田小学校近くに百合地ペアのコウノトリのオスがいて、その向こうに1羽の白鳥が見えた。反対側に回り込んで確認すると、オオハクチョウの幼鳥だった。越冬グループにいた2羽の幼鳥のうちの1羽なのだろうか。みんなと一緒に北に帰らな…続きを読む
朝の六方田んぼ、集団登校の子供たちをコウノトリが見送る。 コハクチョウとオオハクチョウの30羽ほどの群れはなお逗留中。 2021.2.24 D7500+VR300mmF2.8,18-400mm 1+
2021.2.6 D7500+VR300mmF2.8 1+
今日2月3日は立春。昨日が124年ぶりだかの2月2日の節分だったとか。 仕事帰りの六方田んぼ、黄昏の湛水田で餌を探していたのはJ0296伊豆ペアのメス19才。このコウノトリは現存の野外個体の中でも最年長組。彼女もいよいよ…続きを読む
湾岸の田んぼを巡回すると、トラツグミが餌探しに出てきていた。大雪の後は、平地の水田にトラツグミが出てくることが多い。四股踏み動作で地面を揺らし、飛び出して来る幼虫などを捕らえる様は、いつまでも見ていて飽きない。飛翔姿はと…続きを読む
盆地北の湛水田もすっかり雪に覆われた。孫守りのついでに巡回したポイント、越冬中の白鳥と雁の一群が、雪から飛び出した二番穂をついばんでいた。オオハクチョウ4羽、コハクチョウ3羽、マガン4羽をカウントした。 2021.1.1…続きを読む
大晦日夕方、鳥おさめ。 2020.12.31 D7500+VR300mmF2.8 0