文一総合出版からまた面白い図鑑というかガイドブックが出た。哺乳類図鑑はなかなかいいものがなく、子ども向け図鑑のほうが充実していたりする。
そんななかで、この哺乳類ガイドブックは群を抜いて面白い出来である。形体や生態を紹介するありがちな図鑑ではなく、動物が残したフィールドサインから、目的の動物を浮き彫りにするという手法だ。考えてみると、これは普通のフィールドワークの行為そのものである。足跡、糞、食痕、巣穴などのフィールドサインを種ごとにまとめ、動物そのものを見なくてもその動物の活動の跡を知るための、非常に有益なヒント集といえる。
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たじまもりさんも購入ですね。
実は、著者の熊谷さんからツキノワグマの痕跡の写真の提供を依頼されていたのですが、諸事情がありパス・・・ああ、今考えるとちょっともったいなかったかな。
本当、そう思えるほど、良い出来のフィールドガイドですね。
今度、熊谷さんに会うときに、たじまもりさんが褒めていたと言っておきますね。
イモムシハンドブックの安田守さんも、本書では写真でクレジットされていますね。
2011年1月1日第1刷の、出来立てホヤホヤの本。多くのフィールドワーカーにお薦めです。
おぉ、これは良さそうですね。
ワタシも買おうかな。
ぴょんさん、これはお薦めですよ。フィールドサインの謎解きに大いに役立ちます。
たじまもりさんの記事を読んで、僕も買いました。
池さん、芦生の森でお役立てください。
中身の写真を撮って追加しておきます。