今年の春は早い。今日は市内の小中学校の入学式だったが、ソメイヨシノはすっかり散り果てている。春の花は早いが、渡り鳥も同じように早いかといえば、そんなことはないようだ。ノビタキは、早い年には3月の終わりに初認するのだが、今年は本日ようやく最初のノビタキの移動グループを見た。オスが先行するが、今回の群れにはメスも混じっていた。
堤外のヤナギで、ツグミかと思ってレンズを向ければ、なかなかお目にかかれないアリスイだった。キツツキ科の鳥で、このあたりでは旅鳥として限定期間に観察される。英名はジンクス。縁起の悪いときに使われる言葉だが、語源はこの鳥の名に由来する。
堤防や河川敷は、カラシナの黄色やダイコンの白の花の絨毯で覆われて美しい。
2023.4.9-10 D7500+VR300mmF4.0
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