Apple Storeで注文していたiPod nanoが届いた。nanoとしては第6世代、6Gと呼ばれるバージョンはこの9月に発表になったばかりの新機種。そんなことはついぞ知らないまま、この小さなiPodがいいなとポチっと押した。iPodを象徴するクリックホイールは、6G nanoでも姿を消した。
商品パッケージはあくまでもApple流である。よほど透明アクリルがお気に入りらしい。でも、小さな宝箱を開ける最初のワクワク感をユーザに与える演出は小憎い。
色はApple Store限定色の赤。16GBのモデルを選んだ。画面ON/OFF、音量+-の3つのスイッチしか無く、残りの操作はすべてマルチタップと呼ばれる画面を指でタップする方法。
Apple Storeではデバイスの裏面に無料の刻印入れサービスを行なっている。ギフトにはピッタリのサービスだ。私は自分のために TAJIMAMORI と入れてもらった。
運用中のSonic Stageの全データをmp3変換し、iTunesに移し変える作業はすでに終えていた。iPod nanoを繋いで、すぐにデータを放り込む。16GBモデルではあるが、システムが1GBほど使うために音楽データは15GB弱しか入らない。容量がオーバーしているので自動的にカットする旨のメッセージにOKし14.8GBを転送する。2700曲ほどである。
長らく使ってきたSONYのVAIO Pocketと並べてみる。VAIO Pocketは20GBのハードディスクを積んでいる。曲数も音質もiPod nanoを凌いでいるけど、iPod nano 16GBの音楽の形は、これまでのリスニングスタイルを大きく変えてゆくだろう。
クリップでどこにでも留めることができるが、この小さいデバイスはそのままではすぐに無くしてしまいそうだ。今後、様々な専用アクセサリが出てくるだろうけど、とりあえず手持ちのSnow Peakのネックストラップを結んでおくことにした。
Sonic StageのATRAC3をmp3に変換した音楽データだから、音質は期待していなかった。しかし、大きな不満無く聴ける音質を保っていることに驚いた。初期のiPodのチープな音のイメージのままだったから、これは嬉しい誤算だった。デジタル処理やオーディオ回路にずいぶん改良が加えられたのだろう。ちなみに、モニターはAKGのK420。iPodのイコライザーはFlatのまま。低域歪みも目立たず、豊かなバスが鳴っている。
VAIO Pocketは引き続き車載専用プレイヤーとして余生を送らせてやろう。ということで、私の初めてのAppleはiPod nano 6Gということに相成った。
2010/9/14 D90+DX35mmF1.8
iPod nano 6G ユーザーガイド
http://manuals.info.apple.com/ja_JP/iPod_nano_6thgen_User_Guide_J.pdf
★★
10月30日、使い始めて1ヶ月半であっけなく壊れた。
スリープボタンのフリクションが無くなり操作不能に陥った。たぶんスイッチが押されっぱなしになって戻ってこない状況だと想像。Made in chinaたる所以と諦めるしかないか。どうも、構造的な不具合を抱えているように思え、ネット検索でも同じ故障を訴える人が少なからずいる。
Appleのサポートサイトで修理を依頼。翌日の夕方には宅配業者が玄関まで引き取りにきた。たぶん直すより交換の方がメーカーとしてもコストが掛からないはず。しかし、同じ問題を抱えたままの交換ならこの先も不安なままだ。
★★★
11月19日、交換品が戻ってきた。予想通り、修理ではなく現物交換。その方がよほどコストが掛からない。さて、今度のは長持ちするだろうか?
たじまもりさん、
お久しぶりです!
初めてのappleですか?!
私は初代iPodから始まって、Macライフに親しんでいます。
仕事はWindows、音楽と画像はMac、の使い分けです。
現在iPadと取組中。またまた、大きく私のデジタル環境が
変わりそうです。
中断中の blogも近日中に再開しようと思っています。
ちなみに、この書き込みもiPadからです。
生きている間に、いろいろ楽しもう。そんな心境の今日このごろです。
音楽活動再開もそのひとつ。
iPad熱は只今下がり中です。w メディアスロットとUSBポートが付いたら、考えてやってもええ>Apple
SONYのSonic StageとAppleのiTunesを比べてみると、はるかにAppleのアプリの方が「音楽」してます。楽しもうというポリシーたっぷり。iPodは我が子どもたちの必需品ですが、親が買ったのは今回が初めて。よく出来てますね。