竹野スノーケルセンターを訪ねた。スタッフは海で研修中。センター長と二人で、先週ここの磯で見つかったサフィリナ観察に興じる。
長さ3mm程度の小さな生き物は、センター長によればミジンコに近い仲間だという。甲殻がクリスタル状になっているらしく、自ら発光するのではなく、光を反射して虹色に煌くのだ。その妖しげな小さな光は、見るものを魅了してやまない。
サファイヤから名前をもらったサフィリナ。海の宝石と呼ばれる生き物はいろいろとあるけれど、こいつは本当にサファイヤだ。美しすぎる。
興味のある人はぜひ、竹野スノーケルセンターへ。
D90+SP90MACRO,DX35mmGyoro8(手持ち撮影で失礼 ※すべて同一個体の写真)
2010/6/20 竹野スノーケルセンターにて
(続き)
サフィリナの大きさをイメージするのに、別の1枚を貼っておく。普通のシャーレーに海水を薄く入れて、そこを泳いでいる「光り虫」がサフィリナ。米粒より小さい。まあ、シャーレーの中に米粒、のイメージで大体合っているけど。
※ニコンサイトの「海の中で光る生物」、ここの解説が興味深い。一読のほど。
記事に出てくるように、サファイヤというより、このキラメキは確かにオパールだな。
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