紅葉とヒマラヤザクラ


母を連れて父の墓参に行った帰り、桜が咲いているから見に行こうと誘われた。なんでも、地元紙の記事になったそうな。
日高町河江、大岡山の山懐に抱かれた小さな集落。佐川寿晴さんのご自宅の庭にその桜がある。ヒマラヤザクラという桜だそうだ。

12月ごろに開花し、雪が降ると花もおしまいになるらしい。佐川さんのお話によれば、植えてから40年経つのだとか。
花は小ぶりで、ちょっと見た感じはヤマザクラやマメザクラのような雰囲気。

背景に紅葉を従えて、冷たい雨の午後に咲く桜の花。なかなかの風情であった。
この日も見学者が後を絶たず、来訪者には土間でお茶を振舞ってくださる。いつもは静かな山里も、この時期だけはひと時の賑わいを見せているようだった。
山里といえば、このあと、新蕎麦が食べたいという母と一緒にドライブイン山里に向かった。美味しい蕎麦と、これまた最高の風味の栃餅ぜんざいを頂いた。
2009/11/28 D90+VR18-200

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2 throughts on "紅葉とヒマラヤザクラ"

  1. なかなか珍しい風景を見せてもらいました。
    佐川さんご夫婦は、桜の見学者を快く受け入れてくださり、お話やお茶でもてなして頂きました。見学者の記帳があって、先週末の時点で500人を越えたとの話でした。
    もうしばらくの間、花が楽しめるようです。

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