ヒメヒゴタイ(姫平江帯)という、ちょっと聞き慣れない名前のアザミの仲間の開花情報を得て、高原の植生保護柵の開花株を訪ねた。ここが兵庫県で唯一の自生地であり、その希少性は高い。ヒメヒゴタイの保護に尽力したのが仲間であるS氏であり、彼の努力なしにこの花を見ることはできなかった。
https://www.tajima.or.jp/nature/plant/153632/
小型のアザミで、キク科らしい花がまとまって開いている様は、本当に美しいと感じた。株数が増え、柵の外でも見られるようになるのは、いつのことになるのだろう。
あちこちにウメバチソウが開花しているのを確認し、これまで、この季節にこの場所をちゃんと見ていなかったことを思った。
同様に、高原の小さな湿地にアケボノソウがまとまって開花していたことも、新たな発見であった。
2021.9.16 D7500+90mmMACRO
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