宇宙食なるものをもらった。どこぞやのミュージアムの売店のお土産なのだろう。フリーズドライのイチゴである。
同じものが宇宙に行っているかどうかはともかく、おなじ製法で作られた乾燥食品だ。若い頃、山歩きをしていた頃から乾燥食品にはなじみがあった。水やお湯で戻して食べる。パサパサして味気ないが、空腹を充たすにはそれなりだった。
パッケージを開けると、見事にイチゴの形をしたものが転がり出てきた。生のイチゴをマイナス40度でフリーズドライしたものだそうだ。イチゴの色形がしっかり残っているし、種はそのまま種だ。
恐る恐る口に入れてみる。もちろん食感はイチゴとは似ても似つかぬもので、落雁か麩菓子かラムネ菓子といった趣である。カリっと噛むと唾液と混ざり合い、口の中で少しべたついて、かなり酸っぱいイチゴの味がした。美味しいものではないが、想像するほど不味くもない。
宇宙でイチゴを味わうにはこんな方法しかないけど、地物のイチゴが旬の今の季節、やっぱりイチゴは生に限る。
撮影:GX100
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生のイチゴも好きですが、これもなかなかいけそうですね。落雁もラムネ菓子も結構\、好きなのです。
宇宙食と言うから最初はカップヌードルかと、思いました。
(カップヌードルが宇宙食なのか、わかりませんが…)
>これもなかなかいけそう
う〜ん、お薦めはしませんが、話題性としては一食の価値ありですかね。
すごい遅レスで失礼します。
自家製イチゴシャーベットなど作りたい時に便利そうです。
この記事書いて以来、冷蔵庫に入れたままですわ。生イチゴは毎日食べてるけど。