お握りと水筒をザックに放り込んで大師山に向かった。見晴らしポイントにはお大師さんの石像が、豊岡の町を見下ろしている。
4月5日には、ここで桜まつりが開催されるという。
尾根に出て北に向かう。クンと鼻をつく臭いがあちこちでする。アセビだ。
タムシバの白が青空に美しい。
ヌタ場があり、水場があり、尾根道は獣の足跡だらけである。鹿の食痕や、熊の爪痕などのマーキングも見つける。
水場にはヒキガエルの卵が産み付けられていた。
東に開けた展望台からは、東浦ビオトープの一部と伊豆の巣塔が見える。尾根のこの近辺には古墳が多数ある。
尾根の切れる五条大橋のたもとに下りる予定が、ひとつ手前の中山神社に降下してしまった。ここからは田んぼ道を大師山公園の駐車場までノンビリ戻る。
初めて歩いた尾根だったが、ほどよく楽しめた。秋もいいと思う。
2009/3/21 D90+VR18-200/VR300F2.8
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