名前がわかってから出そうと思ったが、専門家からこの類には手を出すなとお達しがあったので、未同定のまま記事を出す。
我が家の玄関、地盤が傾いて出来た壁際の隙間にこの蜘蛛が網を張っている。
張り切って一眼レフを持ち出してストロボ接写を試みるも、コンデジのGX100の撮影能力の方が勝った。小さいボディはコーナーを攻めやすい。手を伸ばして撮れるので、警戒度合いが下がる。
セメントの割れ目に沿って棚網を張り、その中央に陣取って出入りする。この写真はGX100のレンズに5倍のルーペを手で当てて撮ったもの。大きな牙を中心とするこの蜘蛛の表情がわかる。頭には2列8個の眼が付いている。
ヤチグモの仲間までは突き止めたが、この類の識別は例のごとく、生殖器の観察に拠るしかないそうだ。メガネヤチグモ、シモフリヤチグモ、ホラズミヤチグモ、いずれのクモにも外観が似る。気分的にはシモフリか?
採集して生殖器めくりという大技もやれないわけではないが、このままここで虫を捕っていてくれた方が我が家のためであるので、そっとしておくことにした。
撮影:2008/7/1 GX100
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この仲間も難しそうですね。
標本持ってこなければ分からないと言われました。
今、初めて見つけた小さな小さなハエトリを生かして
その道の方に持参しましたが、
もう?未だ?半月たってますが名前が判明しません。
ハエトリは特に混迷を極めているようですね。
今更ですがよく撮れてます。
私のハエトリ全部ボケました。情けないですトホホホ
粗忽鷲 さん
腕はともかくも、GX100はやっぱり接写に強いです。夜間の接写でも、補助光だけでかなりよくAFが合います。写真1は素のままの接写です。
芸がないので、横からLEDライトで照らし、レンズ前にルーペをつけたのが2枚目。LED光がうまく拡散して、網の雰囲気がよくなりました。
むむむ…やっぱし!
でも人によっては、宝の持ち腐れになりそうでもある。
猫に小判。鷲にカメラだワ。ふふふ…