泉水そば


ひさしぶりに蕎麦ネタ。暑くなると、冷えた(おいしい)蕎麦が食いたくなる。瀞川平の但馬高原植物園に向かう前に、そこを過ぎてハチ北高原スキー場寄りにしばらく行ったところにある「泉水そば」を訪ねた。少し早い昼食。開店してまもなくの小さな店には、他に客は見当たらない。

ざるそばを中心にメニューは3品。まさしく蕎麦しかない。頼んだのは800円のざるそば。待つ間に店のパンフレットに目を通す。8割そば粉の細麺、天然わさびとあった。出された蕎麦は腰もあって、鰹の効いたつゆに溶いた天然ワサビの風味も良かった。突き出しに出た漬物にはミョウガが混じっていて、これまた風味のあるものだった。
冬季はスキー場で食堂経営をされているというご主人は無口な人で、店の前でブルーベリーの世話もされている。蕎麦を食った客にはブルーベリーの試食もOKということで摘まんでみた。甘酸っぱい味が口に広がった。
木曜定休、11時~16時、蕎麦がなくなり次第閉店とのこと。ちょっと入りにくい雰囲気のお店だが、まあ、一度は食べてみる価値のある蕎麦ではあるかな。

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