予約注文していたBlu-rayが届いた。Pink Floydのオリジナル・メンバーでドラマーのNick Mason率いるライブ・バンドの、2019年のライブパフォーマンスを収めたものである。
このバンドの演奏する曲は、「夜明けの口笛吹き」「神秘」「モア」「原子心母」「おせっかい」「雲の影」のアルバム曲であり、「狂気」以降、コマーシャルバンドとしてメジャーとなって行く以前の、もっともフロイドがフロイドらしかった頃の曲をやってくれている。
ギルモアやウォーターズのライブパフォーマンスで”if”が聴けただろうか？ ”ナイルの歌”が聴けただろうか？ そして、リアルタイムでこの一曲に魅了された”Green is the colour”が聴けただろうか？
Rick Wrightが逝ったあと、Nick Masonがフロイドを継承し蘇らせてくれたことに、敬意を評したい。ハゲた爺さんが半世紀も前のフロイドの曲を生き生きと演奏しているそのパフォーマンスに、同時代のわたしたち爺ファンは感涙を禁じえないのである。
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ライヴ・アット・ザ・ラウンドハウス(完全生産限定盤) [Blu-ray]
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