我が家の庭の五葉松に常駐しているマネキグモが面白い。夜毎このクモに会いにゆくのだが、知らない人が見ればこれは十分に変態の世界である。
昨晩は変人師匠のY氏がやってきて、ひとしきりマネキグモと遊んでいった。体長は10mmに満たない小さなクモなのだが、クローズアップで撮ると実にユニークなデザインをしているのが見ていて楽しい。円網ではなく、条網と呼ばれる何本かの直線網をクロスさせたもの。網のY字分岐の場所で発達した前脚を糸に沿って広げている。
下面ヵら見たらこんな感じ。
脅すと、このように脚をたたんでまっすぐ伸ばし、松の枯葉になりきる擬態を行う。
稀な種ではないようだが、このような形態をしているので見つけるのが難しい。
撮影:OLYMPUS E-1、ZUIKO DIGITAL ED50mmF2.0MACRO、FL-36+OMNI-BOUNCE
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