夜の徘徊シリーズ051008

今夜も我が家の庭を徘徊。五葉松の周りを照らしたら、枯れた松葉のような細長いものが空中に浮遊していた。じっと見ているとこれが蜘蛛であることが分かった。脚を伸ばしてこうしてじっとしていれば、そうそう姿を見破られはしないだろう。見事なカムフラージュである。

このクモの名前、図鑑を調べてマネキグモ(ウズグモ科)と分かった。前脚のしぐさが「おいで・おいで」と招くように見えるのだそうだが、今回はWelcomeポーズをしてくれなかったので実感がない。

あまりに地味に佇んでいるから、こちらからちょっかいを出してクモらしい格好をしてもらうようお願いしたのがコレ。こうして脚を広げれば、なるほどクモである。最初の写真で頭の上に白いものがあるが、あれは絡めとった獲物らしい。ああして頭に載せて獲物を運ぶ習性があるとのこと。

家の中に戻るためにドアに寄ったら、ズグロオニグモが撮ってくださいと待っていたので撮影。ドアの白い壁面がすぐ後ろにあるのだが、光がよく回って濃い陰が出るのがよく抑えられている。
撮影:OLYMPUS E-1、ZUIKO DIGITAL ED50mmF2.0MACRO、FL-36+OMNI-BOUNCE

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