ツクシの多さ


3月半ばからツクシが出て、その頃から気づいていたことがある。この春のツクシはメチャクチャ数が多い。農地や河川敷はツクシの絨毯といった感じで広がっている。昨年まではツクシの数に気を取られたことがなかったから、やっぱり今年は例年とは違ったツクシの出方なんだと思う。
ツクシが一杯出ているところには共通点があって、昨年10月20日の台風23号で水没した平地なのだ。洪水とツクシの因果関係があるのかどうか全然知らないけど、とにかくひどい水害を受けた土に今ツクシがニョキニョキと伸びている。河原の土手にはカンゾウの黄緑色も例年以上に目立つ気がする。やはり洪水が土を肥やしてくれたのだろうか。洪水の後始末をしながらの農作業は農家にとっては辛いことだけど、肥えた土がきっと豊かな恵みを与えてくれるだろう。

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