新日本紀行ふたたび

かつてのNHKの看板番組、新日本紀行が帰ってくる。昭和38年から昭和59年までの19年間に、約800本の日本の風景が放映されたという。この番組のひとつひとつの記憶は全く残っていないが、オープニングテーマ曲の印象は強い。富田勲という作曲家のことは後になって知ることになるが、富田の創った楽曲の中でも最高位の作品ではないかと私は思う。まさに新日本紀行といった音であり、ゆったり流れるオーケストレーションのリズムは、和の魂に見事に呼応していると思う。だから40年も経った今でも、出だしのワンフレーズだけで新日本紀行を思い起こすことができるのだ。
NHKの4月の新番組の中に新日本紀行ふたたびを見つけた。毎週土曜日の夜10時20分を楽しみにしよう。私たちが子供だったあの頃の日本の原風景がどのように姿を変えていったのか、番組と一緒に検証してみよう。

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7 throughts on "新日本紀行ふたたび"

  1. たじまもりさん、BLOGにご訪問いただき、ありがとうございました。で、勝手にリンクを貼\っちゃいましたので、ご了承くださいませ。
    昔、新日本紀行をやってたころは、まだまだ幼かったので、退屈な番組というイメージしかなかったのですが、オープニングテーマは今でも耳にこびりついてます。
    でも、山を歩いたり、野草や野鳥に興味を持った今では、すっごく興味深い番組となりそうです。録画予\約をセットして明日の放送を楽しみに待つことにします。

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  2. 親が厳しく、小さい頃はNHKしか見せてもらえないうちに育ちましたので
    NHKの番組は記憶にしっかり残っております。
    土曜日になにげなくつけたときに、あの懐かしい曲が流れ古き良き時代の風景をみつけたときは、本当に嬉しく思い見入ってしまいました。
    その当時は、小さいこともあって面白いような面白くないような・・・でも、それしか見れなかったので一緒に見ていたのですが
    今大人になって改めて見て、郷愁をそそられるような胸にこみあげるものもあります。
    現在の不祥事続きのNHK,プロジェクトXもなんだか内容に胡散臭さを感じずにはいられない創り方(そうなんです、創作の意図が見えるのが観手にもわかってしまう)
    昔は本当に純粋にありのままの姿を映していたのに、それがNHKの良さだ

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  3. ふらう さん、こんにちは。
    >親が厳しく、小さい頃はNHKしか見せてもらえないうちに育ちました
    我が家もそんな状況でしたね。朝の連続TV小説や日曜夜8時の記憶は断片的に残っています。
    この記事を書いておきながら、放映時間の関係でいまだにまともにリバイバル版を見ていません。(^^; ビデオに撮ってまで見ようという気持ちがないのは、やっぱり当時の映像はどこか遠いところの残像として置いておきたいという思いなのでしょうか。
    コメントの入力文字数の関係でご迷惑掛けました。これを契機に文字数制限をなくしましたので、またの書き込みをお待ちします。

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