秋の夜長に、さらりと聴き流せるJazzアルバム2枚。ピアノとベースというユニットが奏でるアコースティックな調べは、余計な雑味がない、なんともオーガニックな聴き心地のよい音なのである。
1枚目は、Keith JarrettとCharlie Hadenの”JASMINE”。2010年のアルバムだけど、1曲目の”For all we know”から、もうとろける気分。ゆったり流れるキースのメロディラインと、チャーリーの控えめで確実なベースラン。これは文句なしの名盤である。
2枚目は、和泉宏隆と須藤満のユニットHiromitsuの”6 on 224″。二人は日本を代表する伝説のフュージョンバンド”SQUARE”のピアノとベース。息の合った絡み合いで最後までゆったり聴ける。2014年発表の素敵なアルバムである。
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