長男ファミリーが3歳の孫を山デビューさせようと帰省した。ジイジの推薦に従って、林道の東屋から蘇武岳へ至る20分コースを選択。
最初は足取り軽く登り始めた孫であるが、ほどなくグズり出す。父親とジイジでなだめすかしながら、なんとか予定の行程を歩き通した。
ちょうどお昼の時間で、山頂は但馬山友会の皆さんが、賑やかにやっておられるところだった。たくさんの方から年齢を聞かれ、3歳だと答えて驚かれ、手作りケーキだとご褒美を下さる方もあり、山頂の3歳児は一同の注目を一身に浴びていた。
バアバのオニギリとカップ麺でお弁当。北風が少し寒かったが、申し分のない秋の蘇武岳山頂であった。
紅葉は早く進んでおり、北のブナ林もピークを過ぎている。下界は少し霞んで見えたが、我が家方面を確認できた。
下山は北の急斜面からすぐに林道にエスケープ。林道の落ち葉を蹴りながら、のんびり東屋まで戻る。
我が家の子供たちも、幼い頃から山に連れて行った。娘夫婦はついこの間、北岳に登ったと報告してくれたし、次男は9月に屋久島を歩いてきた。
そして、孫が初めて山に登った。カエルの子は、やっぱりカエルなのだな。
2015/10/25 P340
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