浄水器

我が家の上水道の水質はかなり悪い。電気ケトルの内側は、茶色い鉄さびがこびりついているし、蛇口フィルターを掃除すると、鉛色の泥のかたまりが堆積している。水道管が老朽化していて、金属が溶け出しているのだろう。ずいぶん遅ればせながらではあるけれど、今年の7月から浄水器を使い出した。
東レのトレビーノカセッティ205MXである。ネットで買って、すぐに自分で簡単に蛇口に取り付けられる。シンクの洗うスペースが少し狭くなるけれど、良い水を得るためには辛抱できる範囲である。

3ヶ月経って600リッターのカートリッジのカウンターがゼロになったので、新しいものに交換した。3ヶ月でフィルターがどれだけ汚れたか、興味津々で新品と比較してみたのがこの写真。

中がどうなっているのか、廃棄の前に分解してみた。素麺状の糸フィルターを囲んでいる円筒部分、ドライバーを入れてゴリゴリしたら、こんなのが出てきた。今まで、こんなに汚れた水を飲んでいたのかと愕然としたが、カートリッジの構造を調べてみたら、これは浄水のために元から仕込んである活性炭だとわかった(笑)。
浄水器を付けるまでは、車を飛ばして湧き水を汲みに行っていたのだが、今ではそれも無くなった。軟水の美味しさは湧き水にかなわないけど、普段使いの飲用には、この浄水器で十分美味しい水である。カルキ臭もないし、鉄さびの付着も無くなった。カートリッジは、我が家のペースで3ヶ月に一度交換で、コストはネット購入で@2千円ほどとリーズナブルだ。
2014/5/18 PENTAX WG-3

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