お盆休み最後の週末になって、東京の娘が予定外の帰郷をした。今からは到底無理だろうと思っていた日曜日お昼の予約がとれ、半年ぶりの縄屋ランチを楽しむことになった。テーブル席は先客がいて、我が家はカウンター席貸切でゆっくり過ごすことができた。
前菜はタコと素麺南瓜の酢の物。ゼリー状の梅肉が涼味を誘う。
梅とハモの吸い物。いつもながらではあるけれど、縄屋さんの椀物は最高においしい。
ロウニンアジと紹介された刺身。初めて食する魚だとう思うけど、弾力のある食感は少し甘味があって美味しく頂いた。
メインディッシュはスズキと夏野菜のコンビネーション。これまた絶品であった。
仕上げの飯物は生姜御飯。新生姜を使った薫り高い御飯だった。
デザートはレギュラーの蓮根餅と別の一品から選べ、私が選んだのがこれ。青梅と酒粕アイス。熟成された地酒の酒粕を使ったアイスは、濃厚でいてさっぱりと美味しい。
夏らしい演出をこらした縄屋さんのご馳走、全員大満足でお店を後にした。
丹波地方が甚大な水害を受けた直後で、東京へ戻る娘を予定外のＪＲ姫路駅まで送り届けたあと、近くに住む息子夫婦の家で孫とひと遊びすることになった。今年は、家族が帰って来ない寂しいお盆で終わると思っていたのに、最後になって思いがけない楽しみが待っていた。
2014/8/17 D7000＋SIGMA17-70
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