PHOEBUS625


古い道具を整理していて出てきたPHOEBUS625。山用のガソリンストーブである。燃料はホワイトガソリン。40年も前に買ったものだ。
今から思えば、よくもこんなに重いストーブを担いで上がったものだ。しかし、信頼性、火力は抜群で、いつでも安心して山で火を使うことが出来たのだった。いろんな山に連れていった。やはり一番の思い出は新婚旅行の屋久島だ。

もう使うこともないだろうからと、「燃やさないゴミ」袋に入れかけて、その前にちょっと点けてみようと庭に出た。固形アルコールでプリヒートし、圧がうまく掛からないまま点火すると、弱いながらちゃんと火が出た。しばらく燃えるのを見ていると、やっぱりこいつを捨てる気にはなれなくなった。
何十年たってもこうして使える道具って、やっぱり素晴らしいと思う。とっくに製造中止になったオーストリアのフォエブス625。時々こうして火を点けてやろう。
2014/6/9 D7000+DX35mmF1.8

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2 throughts on "PHOEBUS625"

  1. OLDニコンさん
    ブスとラジウスでしたね。白ガスが手に入らないとこは赤ガスを使ってあぶないことしてました。プリヒートもタンクのガソ\リンを漏らしてとか。非常時用のストーブとして、置いておこうと思います。

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