立春過ぎの縄屋

娘夫婦がサプライズ帰省した。飛び石連休中日の月曜日に縄屋さんの予約がとれたので、4人でお昼のご馳走を楽しんできた。私達の他にもう一組が、30分遅れで入店した。

最初は牡蠣の蕎麦寿司。付き出しに赤かぶの寿司と柚子を使った一品。蕎麦と牡蠣のハーモニーは意外な感じだけど、海苔の香ばしさも加わって美味しかった。

縄屋さんの椀物はいつでも最高に美味い。バイ貝の甘いぬめり感とフキノトウ餅のほろ苦さが、出汁の中で絶妙のハーモニーを醸し出す。

ヒラメとヨコワ(クロマグロの幼魚)のお造り。

鰆の焼き物は、ゴボウのピューレで頂く。これがまた香ばしくて美味い。

締めはセリとアゲの混ぜご飯。お釜の御飯は全部食べてしまった。

デザートは2種類の中から選べる。私の頂いたのはクロモジのブラン・マンジェ。正月の餅花の餅を油で揚げたものがトッピングされていて、その香ばしさがクロモジの仄かな香りと一緒に楽しめる。
2月4日の立春を過ぎて、週末は全国的に雪となった。週明けのこの日も雪がちらつく天気であったが、美味しいご馳走ですっかり満たされて帰途についた。
2014/2/10 D7000+SIGMA17-70

0

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です