香住鶴 生もと からくち


香住鶴は我が生まれ故郷の地酒である。但馬で最もポピュラーな酒だが、甘すぎて私の口には合わないから敬遠していた。そして、やっと見つけた香住鶴のマイ・フェイバリット。「生もと からくち」、こいつは旨い。
2011年国際的日本酒コンテスト、第5回インターナショナル・サケ・チャレンジの「生もと・山廃」部門で一等賞をとった酒だ。一升瓶で1800円(税別)とお値段も庶民的なのがよい。高い酒は旨くて当たり前。安くて旨い酒がいいのである。すっきり辛口で、冷やはもちろん、燗でも旨い。晩酌にピッタリのお酒である。
私が産湯をつかった矢田川の山水、米は豊岡の五百万石。まさに、ふるさとの酒である。
今日の夕食は地元猪肉のすき焼き。香住鶴の辛口がよく合った。
2011/10/22 D90+DX35mmF1.8

0

2 throughts on "香住鶴 生もと からくち"

  1. >高い酒は旨くて当たり前。安くて旨い酒がいい
    激しく同意します。
    イノシシすき焼きとは未知の料理ですが、組み合わせは良さそうですね。

    0
  2. >激しく同意します
    ワインでも1000円以下でアタリを探すのが楽しみになっています。
    安くて旨い。コストを掛けずに味を引き出すというのが、蔵元の腕の見せ所でしょう。
    シシ肉のすき焼きは牛より美味いと思います。ただし、スライスを限りなく薄くしないと肉がかたいです。今日のは少し厚すぎました。明日の丼が、これまた最高に美味いのですよ。鍋は丼のためのプロローグです。

    0

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です