今年で6回目になる県のコウノトリファンクラブが主催するコウノトリ写真コンクール。第1回から写真の審査をしていただいているのが自然界の報道写真家・宮崎学さんだ。毎年、冬の後半に審査会があって、この時期にこちらに来られるのを楽しみにしている。
審査前夜、但馬のgakuファンが寄って懇親会を開いた。集まったメンバーは、但馬の自然史研究の一線で活躍する人たち。濃いメンバーでgakuさんとの会話にも熱が入る。近著「となりのツキノワグマ」にサインを貰ったのをきっかけに、しばし熊談義に花が咲く。美味しい話、美味しい酒と料理であっという間に時間も過ぎて行った。
翌日、午前はフリーのgakuさんを竹野スノーケルセンターに案内する。小春日和の大浦湾は、潮が引いてべた凪。湾内には漁師の船が浮かんで竿でサザエを獲っている様子。
センター長のガイドで磯遊び。透明度の高い海には様々な海藻が揺れる。教わったソゾ(標準和名ユナ)という海藻を摘む。海から採ってそのまま食べても美味しい。独特の香りが個性的だ。
岩には岩のりが天日に干されて張り付いており、むしってそのまま食べる。海苔のいい香りとミネラルたっぷりの海の塩味が絶妙なハーモニー。岩のりを口にしながら、「海はいいよなあ」と海のない長野県生まれのgakuさん。
お昼はドライブイン山里で。御主人がとっておきの鮎寿司でgakuさんを迎えてくれた。時間のとれる仲間も寄って賑やかな昼食会。
さきほど海で採ったばかりのソゾを、さっそく御主人が味噌汁にして振舞ってくれた。これがまた最高にうまい。ご馳走さまでした。
午後からの審査を無事済ませ、gakuさんは豊岡を後にされた。お会いするたびにgakuさんから新しい刺激をもらう。それを励みに、またフィールドで頑張ろうと思う。
2011/2/2-3 GX100
今年もgakuさんを迎える
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