戻り梅雨のジトジトした天気が続き、菌類の発生が促進されてきた。倒木に目を凝らすと、白いシャワシャワな塊が目につく。変形菌(粘菌)で最も観察しやすい一種、ツノホコリの仲間だ。形態によってそれぞれ名前が付けられているが、中間型みたいなものがあり、明確な区分は難しいところがある。この3枚のツノホコリも、ツノナシなのか、ナミウチなのか、カンボクなのか。まあ、一括りでツノホコリでよいような気がするが。
タマツノホコリ。これだけは、丸まって出るので、タマで間違いない。白無垢の小さな生命体が、ジトジトした朽木ワールドを彩る季節である。
2022.7.16 TG-6
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