セツブンソウとミスミソウ


節分だというのに春の陽気、もう咲き出した青垣町のセツブンソウを見てきた。遠坂の自生地は日当たりがよく、町内のセツブンソウ自生地の中でも早咲きで知られているが、これほど早いとは驚きである。

朝露に濡れた萼片が半透明で美しい。花は中の黄色い部分。
 
一人で撮影していると、丹波市の観光協会の女性職員が巡回に来られた。別の自生地の情報をお聞きし、このあと訪ねてみたが、北向きの斜面のその場所はまだまったく花の気配が無かった。帰路、青垣いきものふれあいの里に寄って、わずかに開花しているセツブンソウを見せてもらった。

帰路は海岸まで直行。雨雲と追いかけっこしながら、なんとか降り出す前にミスミソウを撮影することができた。

雄しべが赤いのと白いのが混在。花弁に見えるのが正確には萼片。

魚眼レンズで環境を入れて撮影。

アクセスがよいので盗掘が懸念されるが、いつまでもこの場所に咲き続けていてほしいものである。
明日から天気予報は雪マーク。早々に開花したスプリング・エフェメラルも戸惑うことだろう。
2019/2/7 D500+60mmMACRO, 35mmF1.8, 19-20mm, 10mmFE

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