毎年、この時期に楽しみにしている大屋の木彫展に行ってきた。いつもは夫婦で行くのだけど、妻は連休帰省した娘夫婦と先に見に行ったので、今回は単独でじっくりと作品と向き合った。平日にもかかわらず、たくさんの人で賑わっている。
今回のグランプリ「猫の洞窟」。長野県の作者の、ユニークな作品である。
養父市ふるさと賞・兵庫県知事賞「母になる」。愛知県の女性作者の柔らかな作品。今回の出展の中で、この作品が個人的にはベストと思った。
「こぎつねとうじょう」も心惹かれる作品。大衆賞に一票投じた。
帰り道、気になっていた民家の回りに居る人形たちにレンズを向ける。
この爺さんが一番味わい深かった。座っている場所が、なんともいい。
大屋という小さな山村は、今や、フォークアートがすっかり根付いている。
2015/9/24 D7000+SIGMA10-20
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