てっせん寺とバラ園


今年も少し前に案内状が届き、夫婦で出石の本覚寺を訪ねた。

土壁の路地のクレマチスはお気に入りスポット。水路とユキノシタとのハーモニーが涼しげでよい。

20年前の「但馬の祭典」で、本覚寺は「てっせん寺」の名を広めることになった。前住職の趣味の園芸が、今では寺の冠になった。

今年は特に綺麗に咲き誇っていて、そのことを前住職に告げると、20周年ということもあって植え込みに精を出したとのことだった。

桟敷の鉢にも、テッセン・クレマチスの数々が美しく花開いている。

花を愛でたあと、いつものように庫裡に通されて、お茶を頂きながら1年の報告をする。昨年は住職の代替わりもあってか、少しお疲れの様子が見えたが、今年はお元気な表情に安心した。

午後からは丹後木津の花郷OKADAのバラ園を訪ねる。

敷地が広大過ぎて、たくさん咲いているバラも少々散漫な感じがするのがもったいない。

メイン会場のバラ。

谷を挟んだ丘陵にも、鉢植えのバラのアプローチが作ってある。30℃を超える暑い午後の散歩は少々堪えた。
2014/6/2 D7000+SIGMA10-20

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