世間の「母の日」に少し遅れて、今年80歳になる実家の母を連れてドライブに出かけた。お昼は久しぶりに春来の「てっぺん」で。春の山菜は季節が過ぎたが、その時々の野草で揚げてくれる天ぷらが美味しい。
山と花の好きな母には、高原植物園はうってつけの場所だ。蕎麦のあとは瀞川まで足を伸ばす。歩き出してすぐ、ユキモチソウが目をひく。
いつもの小川沿いの遊歩道を辿って和知の大カツラまで。この日の豊岡盆地は気温33℃の日本レコードだったが、大カツラの木陰のベンチは心地よい空気が流れていて、しばらく3人で時間を過ごした。
遊歩道で見つけたヒメシロコブゾウムシ。
歩道に咲いていたシライトソウ。
キンランはあちこちで黄色い花を咲かせていた。
ギンランは一株を見つけただけ。キンランより清楚で好きだ。
広場のベンチで再び休憩。1本のクリンソウがよく目立っていた。
フジの花も美しい。
ヒメシャガの群生も美しい。
山を下り、母を実家に送り届けたあと、近くの友人宅のバラ園を見せてもらいに寄った。あいにく留守だったが、丹精込めて育てられたバラを今年も楽しませてもらった。
我が家の玄関先にもバラが咲いている。手入れもしないのに、毎年こうして花を咲かせる。
2013/5/25 Nikon1V1+10mmx0.79
今年も少し遅い母の日
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