初節句の祝い


連休後半、出雲まで出かけた。4日の「みどりの日」、午前中は小雨混じりのしぐれ模様だったが、午後からは回復し行楽日和になった。数日前、TVニュースのトピックでみた「ボタンの花を浮かべた池」の場所に、思いがけず長男夫婦がドライブに連れていってくれた。
松江と境港の間、中海に浮かぶ大根島の「由志園」という民間経営の日本庭園がその場所。大根島はボタン栽培で有名であることを、今回の旅で初めて認識した。摘花されて、従来は廃棄処分されていたボタンの花を真空保存し、公開時期限定で池の水面に筏を組んで敷き詰めてある。公開中はメンテが大変なのだろうと思うが、新緑の庭園に赤系の「ボタンの水面」が美しいコントラストを見せている。

園内のボタンは満開であり、様々な色や種類が育てられていて、遊歩道を辿りながら小一時間の散策ができる。由志園では朝鮮人参の栽培も行われており、園内の売店で食べた朝鮮人参のエキスを混ぜ込んだソフトクリームはなかなか美味しかった。
出口付近の池際で男性に声を掛けられた。違う苗字で呼ばれたので人違いと反応したけど、相手がじっとこちらを見て自分の苗字を名乗った瞬間、高校時代の同級生であることを互いに認識しあった。40年ぶりの老け顔、よく顔を覚えていたものだ。出雲在住の同級生の彼、向こうも孫連れの行楽だったので立ち話で別れたが、思いがけない奇遇であった。

5日の「こどもの日」は、孫の初節句の祝いの昼膳。3月に我が家に来たときは寝返りを始めたばかりだったのに、一ヶ月ちょっとで「はいはい」や「つかまり立ち」まで出来るようになった。激しかった人見知りも少しずつ緩和し社会性も身につきつつあり、順調な成長ぶりを喜んで帰ってきた。
2013/5/4-5 D7000+VR18-200

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