1日早く正月休みに入った仲間から、六方田んぼにツクシガモが入った旨の情 報を得た。6羽のコハクチョウは土中のクログワイの球根を掘り出しているよ うだ。 腹がふくれると、コハクチョウは農道を横切って向かいの湛水田に入る*。その 湛水田に3羽のツクシガモ*がいた。水に浮かんだコハクチョウ。雨が強まり、 コハクチョウは昼寝モードに入る。頭を終始水の中に入れて餌を採り続けたツ クシガモがようやく水切りや羽繕いを始めた。 午後遅くになって陽が射した。3羽のツクシガモは相変わらず同じ湛水田を往 復移動しながら餌を採り続けている。夕陽で赤くなったツクシガモを横目で見 ながら猫が畦を歩いてゆく。 今回飛来の3羽のツクシガモ、右が成鳥♂、左が成鳥♀、中の色の薄いのが幼 鳥で、ファミリーなのかも知れない。 飛翔の後姿は肩のタスキが目立つ。飛翔の下面はT字の太線が明瞭である。 前回の観察が2010年1月24日だったから、2シーズン連続の飛来である。近年 分布を広げているのか、当地でも珍鳥のイメージは無くなってきている。 別の湛水田ではタゲリが群れていた。近くの1羽を図鑑ショット。 【撮影データ】 30/Dec/10 六方田んぼ D90+VR300F2.8,*VR18-200 |